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イオン液体研究会
第6期代表
代表世話人メッセージ

伊藤 敏幸
(鳥取大学大学院工学研究科 教授,
鳥取大学グリーン・サスティナルブル・ケミストリー研究
センター長)

西川先生の後任として研究会代表世話人を務めさせていただいています。
イオン液体研究会は2004年に発足し,研究会の初代代表世話人(第一期)は濱口宏夫元東京大学教授(現在,台湾国立交通大学教授),2代目は渡邉正義教授(第二・三期),3代目が西川恵子教授(第四,五期),昨年4月に筆者が4代目(第六期)を引き継ぎました。研究会の会員数は現在306名(正会員175名(アカデミック134名,産業界41名),学生会員131名),加えて賛助会員企業17社という構成です。
イオン液体が化学者に広く認知されてきたのは,この20年ですが,ひとたび認知されるや多種多様なイオン液体が合成され,文献記載のイオン液体はすでに1300種以上になります。イオン液体研究の発展を牽引した合成化学分野,電池やキャパシタ分野に関しては2009年をピークに減少傾向にありますが,新たな研究領域が広がっているため,イオン液体に関する論文数は現在も右肩上がりで増加中です。2015年に韓国済州島で開催されたCOIL-6ではバイオ関連の話題が多数発表されましたが,COIL-1やCOIL-2の頃にはそのような話題はほとんどありませんでした。このように,研究の潮流が常にドラスティックに変化していることもイオン液体研究の特徴に挙げられます。
昨年はNHKの番組サイエンスZEROで「液体化学の革命児イオン液体に迫る!」が7月5日と11日に放映されました。関西大学石川正司教授,九州大学後藤雅宏教授と筆者が出演しています。アーカイブでご覧いただけると幸いです。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp510.html)