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イオン液体研究会
イオンのみから構成され常温で液体である化合物群「イオン液体」、より広くは「イオン性液体」、が今熱い注目を浴びています。環境低負荷型のグリーンな溶媒として、また電位窓の広い電気化学的素材として、イオン液体を用いた様々な応用研究が競って行われています。さらに最近、イオン液体が従来の液体の範疇を超えた全く新しいナノ構造体である可能性が示され(下記参照)、基礎科学的にも強い興味が持たれています。私共はこれまで、いくつかの研究会や科学研究費補助金による企画調査を実施し、我が国のイオン液体研究者間の交流をはかって来ました。今般、イオン液体に関連した研究、開発、事業に携わる個人、法人を緊密につなぐ情報網をつくりあげ、関連分野のさらなる発展の礎とするために、当「イオン液体研究会」を発足させました。今後、講演会の開催、ホームページの整備、研究資料の配布などを通じて、基礎研究と応用開発の現場を直結するハイレベルな情報交換媒体として、当研究会を機能させるべく努力して参りたいと思っておりますので、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
   
代表世話人 伊藤敏幸(鳥取大学)
世話人

岩田耕一(学習院大学)
梅林泰宏(新潟大学)
大内幸雄(東京工業大学)
大野弘幸(東京農工大学)
片山 靖(慶応義塾大学)
金久保光央(産業技術総合研究所)
木村佳文(同志社大学)
桑畑 進(大阪大学)
高橋憲司(金沢大学)
中村暢文(東京農工大学)
西川恵子(千葉大学)
萩原理加(京都大学)
渡邉正義(横浜国立大学)

ion_struc
ion_struc
単結晶のx線構造解析によって明らかとなった[bmim]Cl(左)および[bmim]Br(右)の結晶構造。結晶のa軸方向に伸びるカチオン(緑色)のカラムがつくる空間に、2本のハロゲンの直鎖(Cl-は赤色、Br-は青色)が収容されている。ラマン分光および広角x線散乱による研究により、このような3次元構造が液体中でも存在する可能性が高いことが示唆されている